小児科

小児食物アレルギー

小児食物アレルギー

Allergies

小児食物アレルギーは

当院にご相談ください

小児科部長から患者さんへ

水戸済生会総合病院 小児科部長

貴達 俊徳

小児科部長から患者さんへ

水戸済生会総合病院 小児科部長

貴達 俊徳

水戸済生会総合病院小児科、茨城県立こども病院小児アレルギー科(併任)で診療を担当しております、貴達 俊徳と申します。
茨城県立こども病院での後期研修終了後、アレルギー疾患対策の中心拠点病院である相模原病院で2年間小児アレルギーについての研修を受け、2021年4月に茨城に戻ってまいりました。
当院とこども病院で食物経口負荷試験(以下、負荷試験)を積極的に推し進めており、1歳未満の乳児から重症度に関わらずどなたでも受診いただける体制を整えています。

当院での入院食物経口負荷試験

毎週火・木曜の9時から11時半まで、水戸済生会総合病院で小児アレルギー診療を含め外来診療を行っていますので、患者さんには紹介状を持参していただくか直接来院してください。
予約の必要はありません。(直接来院された場合には、初診時に、通常の診療費用の他に選定療養費5500円が必要になります。)
受診される際の参考として、実際に負荷試験を行うときに対象食品を食べ進めていただく量(ステップ表)を掲載いたします。

鶏卵の食物経口負荷試験

STEP 1

卵黄つなぎ1個

黄身と白身(使用しない)を分ける
周りに少し白身が残る程度

材料に混ぜて加熱した
卵黄1個を一回で全部食べる

or

加熱全卵1/32個つなぎ

材料に混ぜて加熱した
全卵1/32個を一回で全部食べる

例)ホットケーキ

全卵1個を使用したホットケーキを
4枚に分けて焼き、
1枚を8等分にし、1個食べる

STEP 2〜5

STEP 2加熱全卵1/16個つなぎ

STEP 3加熱全卵1/8個つなぎ

STEP 4加熱全卵1/4個つなぎ

STEP 5加熱全卵1/2個つなぎ

各ステップごとに
材料に混ぜて加熱した指定量の
全卵を一回で全部食べる

STEP 6

炒り卵(1個相当)

炒り卵(1個相当)を食べる

牛乳の食物経口負荷試験

STEP 1

牛乳3ml(加熱)

材料に混ぜて加熱した
牛乳3mlを一回で全部食べる

STEP 2〜4

STEP 2牛乳6ml(加熱)

STEP 3牛乳12ml(加熱)

STEP 4牛乳25ml(加熱)

ステップ1と同様、各ステップごとに
指定量の牛乳を材料に混ぜて加熱し、一回で全部食べる

STEP 5

プレーンヨーグルト48g(牛乳50ml相当)

プレーンヨーグルト48gを
一回で全部食べる

STEP 6

非加熱牛乳200ml

加熱しない牛乳200mlを
一回で摂る

小麦の食物経口負荷試験

STEP 1

うどん2g(4cm程度)

うどん2gを全部食べる

STEP 2〜6

STEP 2うどん5g

STEP 3うどん10g

STEP 4うどん15g

STEP 5うどん50g

STEP 6うどん200g

ステップ1と同様、各ステップごとに
指定量のうどんを全部食べる

ここに例示したものに限らず、どんな食品でも負荷試験を行わせていただきますが、アレルギーの代表的な食品として鶏卵、牛乳、小麦を例示してみました。
2021年度は各種合わせて200件以上の負荷試験を実施いたしました。2022年度以降は月50-60件の負荷試験を実施できる体制を整えています。
また、地域医療機関の先生からは該当の患者さんをご紹介いただければと思います。
ご紹介いただいた際には、負荷試験を行うごとにレポートを送らせていただき、今後の診療にもお役立ていただけるよう十分な診療情報の提供を行います。