診療科

脳神経外科

特色

脳神経外科は、神経系全般(脳、脊髄、末梢神経系、血管などの付属器官)に生じる病気のなかで、主として外科的治療の対象となる病気について、診断、治療を行う診療科です。
当科が対象としている病気は、脳卒中(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、モヤモヤ病)、脳腫瘍(良性、悪性)、頭部外傷(急性硬膜外・下血腫、脳挫傷、慢性硬膜下血腫)、機能性疾患(三叉神経痛、半側顔面けいれん、てんかん)、感染症(脳膿瘍、髄膜炎)、水頭症などです。小児の神経系疾患については隣接する茨城県立こども病院に依頼、連携して対応しています。
救急救命センターの開設(2007年4月)後、重症な脳卒中や頭部外傷の症例が増加しています。

 

診療内容

年間入院患者数:385人 平均在院日数:21.1日(2020年度)

入院間者の約半数を脳梗塞などの脳卒中急性期症例が占めています。
脳血管障害の治療では、早期リハビリテーション療法(PTOTST)を導入して、四肢の麻痺、言語障害、嚥下障害の回復を促し日常生活の自立に努めています。また、リハビリテーション療法の継続が必要な患者さんでは、回復期病院と連携し早期の転院に努めています(地域連携パス使用)。家庭内復帰が困難な患者さんについては、ソーシャルワーカーを介し、患者・家族が満足できる転院や老健施設入所などを心がけています。

手術件数 118件(2020年1月〜12月)

  • 脳腫瘍摘出・生検 5
  • 脳動脈瘤クリッピング 17
  • 脳内血腫除去術 3
  • 頚部内頚動脈血栓内膜剥離術 1
  • 急性硬膜外・下血腫除去術 8
  • 慢性硬膜下血腫 50
  • 脳神経手術(三叉神経痛など) 1
  • 水頭症 7
  • 血管内手術 2

 

放射線治療

リニアック放射線治療システムを用いています。2000年から定位放射線治療が可能となりました。ガンマナイフ治療については水戸ガンマハウスに依頼しています。主な対象疾患は、転移性脳腫瘍や脳動静脈奇形です。

血管内治療

血管内治療(脳動脈瘤や硬膜動静脈瘻に対するコイル塞栓術、内頸動脈狭窄症に対するステント留置など)が必要な症例は、筑波大学脳血管内治療グループと提携、当院で治療しています。また急性期脳主幹動脈閉息に対する脳血栓回収療法については、水戸医療センターと連携しています。

 

担当医師紹介

  • 主任部長
    井口 雅博
    出身大学(卒業年)
    • 筑波大学(平成3年)
    認定資格等
    • 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医・指導医
    • 博士(医学)
  • 部長
    塚田 和明
    出身大学(卒業年)
    • 秋田大学(平成23年)
    認定資格等
    • 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
  • 部長
    秋本 雄
    出身大学(卒業年)
    • 日本大学(平成29年)
  • 顧問
    森 修一
    出身大学(卒業年)
    • 新潟大学(昭和55年)
    認定資格等
    • 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医・指導医
    • 日本脳卒中学会 専門医
    • 日本リハビリテーション医学会 認定臨床医
    • 博士(医学)