診療科

脳神経外科

今月の外来担当医表

4

医師の都合等により急な変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。

手術・学会出席等のため休診・変更となる場合があることを予めご了承ください

脳神経外科

受付 / 8:15〜11:30
休診情報
  • 4月28日(月)井口医師

脳神経外科

受付 / 8:15〜11:30
午前
休診情報
  • 4月28日(月)井口医師

脳神経外科

受付 / 8:15〜11:30
休診情報
  • 4月28日(月)井口医師

脳神経外科

受付 / 8:15〜11:30
休診情報
  • 4月28日(月)井口医師

脳神経外科

受付 / 8:15〜11:30
休診情報
  • 4月28日(月)井口医師
脳神経外科 ドクターインタビュー

特色

当院の脳神経外科は、24時間体制で三次救急を担い、緊急時には迅速かつ的確な対応を行います。重篤な頭部外傷や脳卒中など、生命に直結する病態に対して、高度な医療技術を駆使して治療にあたります。

当科では、2024年度から開頭手術に加え、血管内治療も行えるようになりました。また、手術についても高難易度の病変に対応できるようになりました。幅広い治療法を提供しており、患者様一人ひとりの状態に最適な治療を選択します。最新の技術を導入し、複数の専門医がチームとして連携し、確かな医療を提供しています。

脳神経外科の専門分野には、脳動脈瘤、脳腫瘍、脳出血、脳梗塞、頭部外傷などがあり、これらの疾患に対する診断と治療を行います。また、予防医療にも力を入れており、健康診断や生活習慣の改善指導などを通じて、脳卒中の予防にも努めています。

脳卒中では、他に基礎疾患をお持ちの方も多くいます(心疾患・腎疾患・各種癌など)。そのような方は手術難易度が高く、合併症リスクも高くなります。脳卒中の再発リスクも高くなります。当院は総合病院のため、基礎疾患をお持ちで治療難易度が高い方が多く入院されます。より安全に治療を行うため、積極的に他科の医師とも連携して管理を行っております。
当院の脳神経外科は、患者様の健康と安全を第一に考え、常に高い医療水準を維持することを目指しています。信頼と安心の医療を提供するため、日々研鑽を積み重ねております。困ったことや気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。

主な治療対象

脳血管障害

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、未破裂脳動脈瘤、頸動脈狭窄症、脳動静脈奇形、硬膜動静脈婁

脳腫瘍

髄膜種、神経鞘腫、転移性脳腫瘍、悪性脳腫瘍

機能性神経疾患

顔面痙攣、三叉神経痛

頭部外傷

頭蓋内出血、頭蓋骨骨折、慢性硬膜下血腫

その他

特発性水頭症

診療内容

我々が治療する新患の半数以上が脳卒中の方になります。
脳卒中に対しては早期の治療介入が重要で、転帰(最終的にどこまで回復するか)に影響します。そのため、より早期から治療介入できるようにするため、救急車の受け入れ時点から脳卒中チームが準備する体制を作っています。

治療

詳細は今後掲載予定の各疾患ページをご参照ください。

開頭手術

一般的な手術から、バイパス併用手術や頭蓋底手術など、特殊な技能を必要とする手術まで行っています。

血管内治療

2024年度から、脳梗塞に対する血栓回収療法、脳動脈瘤・脳動静脈奇形・硬膜動静脈瘻に対する塞栓術、内頸動脈狭窄症に対するステント留置術、脳腫瘍に対する術前塞栓術などが可能になりました。手術と比較して低侵襲で可能な治療です。両方の治療が可能となり、より適した治療を提案できるようになりました。

放射線治療

2000年からリニアック放射線治療システムを用いた定位放射線治療が可能となりました。主な対象疾患は、転移性脳腫瘍や手術困難な脳動静脈奇形などです。

再発予防

脳卒中はしっかりとした再発予防を行わなければ再発しやすい病気です。脳卒中を起こした原因を徹底的に調べること、生活指導を行うことを心がけています。特に当院は総合病院のため、他科の医師と連携が必要な検査、治療も積極的に行っています。

循環器内科

脳梗塞の原因として、心房細動という不整脈が挙げられます。心房細動があると脳梗塞再発リスクは高いです。カテーテル治療で心房細動の根本治療を行うことで予防できます。また、心房中隔欠損や大動脈プラークなど特殊な病変が原因で脳梗塞を起こすことがあります。通常の検査では検出困難であり、経食道心エコーなど専門的な検査が必要です。

心臓血管外科

大動脈解離が脳梗塞の原因になることがあります。命に係わる病気のため、早期の手術が必要になります。

腎臓内科

腎機能障害(特に人工透析)は血管病変になりやすくなります。当院では県央地区で数少ない維持透析可能な病院になります。地域の透析病院からの脳疾患の方はほとんどが当院に集まっています。腎臓内科の先生とも連携して再発予防する必要があります。

その他

癌が脳梗塞の原因となることがあります。当院では積極的に全身の検査も行っており、癌が発見されることもあります。その場合、当該科に依頼して検査・治療を行ってもらいます。

リハビリテーション

現在の医療では、脳自体を治すことはできません。そのため、脳梗塞や脳出血などでは後遺症が残ってしまいます。
しかし、リハビリテーションを行うことで周囲の脳が代替してくれるため症状の改善が期待できます。リハビリは早期から始めた方が有効であることが分かっています。当院では、発症早期から積極的にリハビリを開始しています。

ソーシャルワーカーの介入

リハビリの継続が必要な患者さんでは、回復期病院と連携し早期の転院に努めています(地域連携パス使用)。家庭内復帰が困難な患者さんについては、ソーシャルワーカーを介し、患者・家族が満足できる転院や老健施設入所などを心がけています。

手術件数

症例 令和5年度患者数 令和6年度患者数
脳腫瘍 6 2
脳動脈瘤(内、バイパス併用) 10 22(4)
ICH 2 6
AVM 0 1
CEA 3 7
bypass 0 3
外傷 50 53
水頭症 11 12
機能的手術 0 1
手術その他 19 27
血管内治療 2 50
 内、動脈瘤 (0) (6)
 内、AVM/AVF (0) (1)
 内、MT (2) (40)
 内、その他 (0) (3)
手術総数 103 184

当院の脳ドックに「のうKNOW」を導入しています

のうKNOW紹介動画(当院で導入しているのは動画とは異なる時間短縮版です)

当院では、脳の健康状態を総合的に評価するため、脳パフォーマンス(機能)チェックツール「のうKNOW」を導入しております。

「のうKNOW」でわかること
  • 記憶力や注意力など、脳のパフォーマンスの状態を客観的に評価
  • 健康的な脳の維持に向けたアドバイスを提供
  • 定期的なチェックで経年変化を確認し、予防医療に活用
こんな方におすすめです
  • 最近、物忘れが気になる方
  • 脳の健康状態を定期的にチェックしたい方
  • 認知症や脳疾患の早期発見・予防を希望される方