消化器センター開設のご案内

2016.07.01

院内組織改革により平成28年7月1日に消化器センターを設立致しました。
これ迄は、消化器外科と消化器内科の入院患者さんを別々の建物で診療していましたが、昨年末の病棟再編で消化器内科が3階南病棟に移動いたしました。
もともと南館1階には消化器診断センターがあり、内視鏡検査、エックス線透視検査、超音波検査をおこなっておりました。今回、1階から3階を消化器センターとすることで、検査から入院治療迄をよりスムーズに行うことが出来るようになりました。

消化器疾患は、食道・胃・腸・肝臓・膵臓などの幅広い領域に及びます。その診断・治療法の進歩は目覚しく、個々の患者さんに最適な方法を確実に選択することが、以前にもまして重要となっています。そのためには、消化器系医師全体で内科治療と外科治療の長所と短所を十分検討し、適切な判断に基づいた医療を提供していく事が必要です。また、医師だけではなく、看護師、検査技師、放射線技師などを含めた多職種のチームワークが大切です。これまでも定期的な消化器カンファレンス(外科と内科による患者さんについての検討会)等を行って参りましたが、センター化によりチーム内での連携を緊密にすることで、スタッフの技術が最大限発揮できる体制づくりに努めてまいります。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。