部門

総合健診センター

健やかな健康生活のために 年に一度は人間ドックを

センター長あいさつ

水戸済生会総合病院総合健診センターの歴史は長く、一般診療スペースから独立した現在の建物で健診業務を開始したのは平成8年でした。それ以前にも小規模ながら健診業務を行っていましたが、増加する需要に応えるため、また原則健康な方にご利用いただいているため、一般外来とは異なる独立した建物で行うこととなりました。また、ご利用いただく方々に快適な時間を過ごしていただけるよう建物内の空間の取り方も工夫いたしました。

当総合健診センターの特徴は急性期の高度な医療を担当する総合病院の一部門として一般診療部門と密な連携にあることです。精密検査が必要と判断された方々には、ご希望に応じてですが、当院の一般診療部門をご利用いただいております。この際、健診での画像その他のデータが一般診療で利用されるだけでなく、逆に、一般診療部門で施行されたCT、MRI、血管造影検査などの画像データや特殊血液検査データなどが翌年以降の健診受診時に参考データとして参照できる利点があります。このデータの継続性は極めて重要なことと考えています。

現在、当総合健診センターをご利用いただいている方は年間10,000名を超えています。人間ドックとしてご利用いただいている方が85%を超え、残りの方は健康診断のご利用です。繰り返しご利用いただいている方が約90%と多いのも特徴で、創設以来ご利用くださっている方も少なくありません。地域の方々の信頼を頂いている証と考えています。

超高齢化社会に突入し、高齢者の割合は突出して世界一で平均寿命も世界屈指です。単に長寿だけでなく健康で一人立ちの生活ができて初めて幸せな老後と言えると思います。日本はこのような健康寿命も世界有数ですが、その背景には医療の仕組みの他、健康的な食生活や国民の健康意識があると思います。

今の働く若い世代が高齢者になるころには人生100年の時代になっているかも知れません。老化に伴う疾病を予防するという考え方が今後益々重要になってくると思います。若いうちから健康に対する意識を持ち、そして健康な老後を送っていただく、それをサポートするのが当総合健診センターの役割と考えています。

重大な病気を早期発見するのも人間ドックの大事な役割であり、特に現役世代の若い方ほど、それのみを期待し、ご自分の老後の健康状態に今一つ関心が行かないのは当然と言えば当然ですが、誰もが迎える老後の健康を見据え地道に繰り返し保健指導をさせていただくことも私たちの役割と考えています。保健指導対象の方々には保健師や管理栄養士が指導に当たっています。

地域の企業に勤めておられる健保組合加入の方、公務員共済組合加入の方ばかりでなく、国保加入の方や協会健保加入者など多くの地域住民の方々にご利用いただければと思っています。また、健康に過ごされている方は勿論のこと病気を抱えておられる方も幅広い全身チェックは大事なことです。地域住民の方々の健康を守ること、そして、生き生きした地域社会づくりに貢献できることが私たちの願いです。

総合健診センター長 村田 実

総合健診センターの特徴

総合健診センターでは、日帰り人間ドックを中心として一泊ドックや脳ドックなどの人間ドック事業と一般健診を行っています。
平成8年4月より、受診者の皆様がよりリラックスして健診を受けることができるように、病院本館や病棟から独立した専用の建物で人間ドックや一般健診を行っています。
希望者は内科の診察とは別に午後に検査結果について医師との面談が受けられます。

ただし、日帰り人間ドック、一泊ドック受診者のみ

多項目の検査を短時間で

コンピュータを駆使し集中センターでまとめられ、スムーズな健診が受けられます。

充分な医療相談

半日の検査ですので、受診者と面談のうえ、医療相談ならびに栄養相談が可能です。

健診データは長期保管・管理されます

受診者の健診データは当センターのコンピュータに保存され、今後有効にご利用になれます。オンライン化された自動分析装置や各種測定装置でデータは即座に個人データとして出力されます。

充実したスタッフと最新機材

スタッフ

各科医師5名(兼務を含む)、診療放射線技師、臨床検査技師、 保健師、看護師、管理栄養士、事務員

低被爆線量の胸部X線直接撮影装置、大容量のアンダーチューブ型胃透視撮影装置、カラードップラーを含む6台の超音波断層装置、乳房専用装置による専門医の超音波乳癌健診を行っています。

  • 胸部X線直接撮影装置
  • 胃透視撮影装置
  • 超音波断層装置
  • 乳房専用装置
  • MRI
  • X線CT

予約・お問い合わせ

水戸済生会総合病院 総合健診センター
電話 029-254-9044(直通) 時間 10:00~16:00(月~金)

コースと利用料金

コース 実施曜日 料金
日帰り人間ドック 月・火・水・木・金 42,900円
一泊ドック(契約健保の方のみ) 火・木 68,860円
脳ドック(一般健診含む) 月・火・水・木・金 52,800円
肺がんドック 月・火・水・木・金 14,300円
生活習慣病予防健診 月・火・水・木・金 健診項目により異なります
水戸市健診 月・火・水・木・金 健診項目により異なります

日帰り人間ドックの検査項目 脳ドックの検査項目

オプション検査

人間ドック予定日の土日祝日を除く10日前までにお申し込みください。

項目 実施曜日 料金 備考
乳癌健診(超音波検査) 月・火・水・木・金 4,400円 年度年齢奇数の方
乳癌健診(マンモグラフィ検査) 月・火・水・木・金 8,800円 年度年齢偶数の方
水戸市乳癌健診 水曜日完全予約制 各受診者の受診券に記載 乳房超音波検査からマンモグラフィ検査に変更になりました
子宮癌健診 月・火・水・木・金 4,400円
子宮癌・乳癌健診(超音波検査) 月・火・水・木・金 6,600円 年度年齢奇数の方
子宮癌・乳癌健診(マンモグラフィ検査) 月・火・水・木・金 11,000円 年度年齢偶数の方
項目 詳細 追加料金
ペプシノゲン 消化酵素ペプシノゲンの前駆物質、血清ペプシノゲンを調べます。胃の粘膜の萎縮を伴う病気(萎縮性胃炎、胃がん等)の発見に有効。採血による検査になります。
※胃を切除している方は検査できません。
3,300円
腫瘍マーカーPSA (前立腺がん)
前立腺が分泌している特殊なタンパク質を測定します。
前立腺がんの早期発見に有効です。特に50歳以上の方におすすめします。(がん以外の原因でも高くなることがあります。異常値となった場合は、詳しい検査が必要です。)
2,200円
動脈硬化
(血管脈波)検査
動脈硬化が進むことで起こる、閉塞性動脈硬化症を見つける検査です。動脈硬化は、放置すると心筋梗塞や脳卒中、下枝の壊死に進行する可能性があります。検査は、両手・両足首の4か所の血圧を同時に測るもので、時間は5分程度です。特に40歳以上で、高血圧、高血糖、脂質異常、高尿酸血症、肥満の指摘を受けた方や喫煙している方におすすめします。
※心臓病(心房細動)のある方は検査できません。
2,200円
ピロリ菌検査 専用容器に便を入れてお持ちいただきます。胃から排泄されたピロリ菌を、便で検査します。胃・十二指腸潰瘍の指摘を受けたことがある方におすすめです。 3,300円
心臓機能検査 心臓で分泌されるホルモンを測定し、心機能(心臓の働き)をみます。
心臓の働きを悪くする条件(喫煙・高血圧・高血糖・脂質異常・高尿酸血症・肥満・40歳以上)がある方におすすめします。採血による検査になります。
2,200円
甲状腺内分泌検査 甲状腺ホルモンの分泌量(TSH・FT3・FT4)を測定し、甲状腺の病気(橋本病・バセドウ氏病等)を早期発見するための検査です。甲状腺の病気は、特に女性の割合が多くなっています。 3,300円
腫瘍マーカーCEA 腫瘍マーカーは、がんがあると異常値になるため、がん発見のための検査として行います。
がん以外の原因でも高くなることがあり、異常値となった場合は、詳しい検査が必要になります。
また、全てのがんを発見できるものではありません。
【異常値を示す主な病気】
  • CEA:大腸、胃、膵臓がん等
  • CA-19-9:膵臓・胆のうがん等
  • AFP:肝がん、肝炎、肝硬変等
2,200円
腫瘍マーカーCA19-9
腫瘍マーカーAFP
糖尿病インスリン検査 インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる作用があります。糖尿病が気になる方や肥満・運動不足の方におすすめします。
※糖尿病治療中の方や空腹時血糖が160mg/dl以上ある方は正確な検査ができません。採血による検査になります。
2,200円
骨密度検査 高齢期の骨折を防ぐために、骨をレントゲン撮影し、密度が速く下がりすぎていないか調べます。 3,300円
喀痰細胞診検査
(3日法)
肺がんを発見するための検査です。専用容器に喀痰を入れてお持ちいただきます。喫煙する方におすすめします。 3,300円
HPV検査 ヒト・パピローマウイルス検査
子宮頸がんの原因となるウイルスに感染しているか、将来、がんになる可能性があるかの検査です。
ペースメーカーのある方は検査できません
4,950円
睡眠時無呼吸症候群携帯型検査 睡眠中の低呼吸・無呼吸により十分な睡眠が得られない方へお勧めします。自分で就寝時に携帯型の計測装置を取り付けてお休みいただくだけの自宅で行える検査で、睡眠中に計測したデータをもとに睡眠時無呼吸症候群の確立を判定します。 7,700円
ABCD検診 胃がんハイリスク検診
胃が萎縮していたり(慢性萎縮性胃炎など)ピロリ菌に感染していると、胃の病気にかかりやすいとされており、胃がんの多くは萎縮した胃粘膜から発生することが知られています。
このABCD検診は、胃の萎縮度をはかるペプシノゲン検査と、ピロリ菌の感染を調べる便中ピロリ菌抗原検査を併せて行うことで、胃がんなどの発生リスクをしることが出来る検査です。
4,400円
胸部CT検査 低線量CTによる検査です。胸部X線検査では見つけることが困難な小さな異常を検出することが可能です。被ばく量が少なく、短時間で検査が出来ます。 11,000円
内臓脂肪計検査 微弱な電流で腹部の内臓脂肪面積を測定します。 2,200円

特定保健指導のご案内

平成20年度から、40歳から74歳の方を対象に、メタボリックシンドロームの予防や改善を目的として、特定健診・特定保健指導を実施することが、医療保険者(健康保険組合、共済など)に義務づけられました。
当センターの人間ドックや健康診断には、特定健診項目がすべて含まれています。また、専属の管理栄養士と保健師が、医師と連携を取りながら、きめこまやかな特定保健指導を行います。

特定保健指導を受けるには?

特定保健指導は、医療保険者が特定保健指導階層化(下記)を行い、必要な対象者に実施します。まずは、医療保険者にお問い合わせください。

特定保健指導の対象となるのは?

内臓脂肪の蓄積(腹囲の増大、肥満)により、心筋梗塞や脳卒中になるリスク要因(高血圧、高血糖、脂質異常等)が増えます。このため、保健指導対象者の選定は、内臓脂肪蓄積の程度とリスク要因の数に着目し、下記のように厚生労働省で基準が定められています。

加入の医療保険者の判断により、該当しても対象とならない場合や、該当しなくても対象となる場合があります。

個人で保健指導を受けたい場合は?

当センターで人間ドック、または健康診断をお受けになった方に限り承ります。詳しくは、当センターまでお電話でお問い合わせください。

階層化のしかた

新入院患者数

総合健診センターの特定保健指導

きめ細やかに

動機づけ支援で2回、積極的支援では月1回以上の支援

血液検査で評価

血糖値などの再検査をいたします(積極的支援のみ)

動機づけ支援

初回 個別面接
健診結果や生活習慣を振り返り、メタボリックシンドロームの予防や改善のために、計画を立てるお手伝いをいたします。
3ヶ月後 電話、または電子メール
どのような改善ができたかを振り返り、必要なアドバイスをいたします。
最終評価 電子メール、ファックス、または郵送
半年間の成果を確認し、これからの生活に向けてのアドバイスをいたします。

積極的支援

初回 個別面接
健診結果や生活習慣を振り返り、メタボリックシンドロームの予防や改善のために、計画を立てるお手伝いをいたします。
2週間後 電話、または電子メール
面接後の疑問などにお答えします。食事記録を始めます。
1ヶ月後 電話、または電子メール等
食事記録を提出していただき、詳しいアドバイスをいたします。
2ヶ月後 電話、または電子メール
食事記録を提出していただき、詳しいアドバイスをいたします。
3ヶ月後 個別面接、血圧等測定、血液検査
3ヶ月の成果を血液検査などで確認し、アドバイスをいたします。
4ヶ月後 電話、または電子メール
状況を確認いたします。疑問やご相談をお受けします。
5ヶ月後 電話、または電子メール
状況を確認いたします。疑問やご相談をお受けします。
最終評価 電子メール、ファックス、または郵送
半年間の成果を確認し、これからの生活に向けてのアドバイスをいたします。

内容は、契約条件などにより変更することがあります。ご了承ください。詳しくはお問い合わせください。

予約・お問い合わせ

水戸済生会総合病院 総合健診センター
電話 029-254-9044(直通) 時間 10:00~16:00(月~金)